フクロウハウス

沖縄県・八重山・石垣島の隠れ家的な素泊まりの民宿です
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N.Y.エピソード 4

珍しくディレクターが若い女の子を連れてやってきた。
聞けばディレクターの妹と仲間たち。
妹のスーはダンサーを目指して頑張っているらしい。(スーの名前だけはいまだに忘れず覚えている)
ほろ酔い気分で盛り上がるのはいいが、3人のわがまま勝手な注文にオレは振り回されている。
ディレクターがハラハラしながらオレたちのやりとりを見つめている。
いつもの気難しさがなく、逆にオレのことを気遣ってくれたようだ。
その後も、ディレクターはスーを連れてやってくる。
わがままな態度はいっこうになおらない・・・

朝早くオレはレストランの店先を掃除していた。
偶然、向いの歩道を歩いているスーをみつけた。
ジャケットに手を入れ寂しそうに歩いていた。
「スー!!」
道路越しにオレがさけんだ。
スーが驚いて振り向いた。
オレはほうき片手に手をあげた。
スーも飛び上がって手をふってくれた。
スーの意外な一面をみてうれしくなった。
今日はいい日になりそうだ。
店にやってくるスーの態度がこの日から変わった。
オレに対して少しは気を遣ってくれるようになった。
オレはますます調子こいて、この兄妹にビールをサービスをするのである。
そしてN.Y.を出る頃には、親しく冗談を言える間柄になっていた。

ニューヨーカーって本当に気難しいのかよくわからない。
接し方次第で思いやりが生まれ、違った世界がひろがる。
ニューヨーカーはぬくもりに飢えているのだろう。
オレはチップに飢えていた・・・
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.03.29 Saturday :: comments (2) :: trackbacks (0)

Comments

オレたちの頃は、1$240円くらいだったかな・・・
1日40$のチップがあれば十分N.Y.で生活ができた。
いい時代だったね・・・
fukurou :: 2008/03/30 07:32 PM
稼ぎの多い週末の最高がいくらになったけな・・・一日120$くらい、か。
でもその頃、1$90円近い円高だったんだよね。
(N.Y.で働いている意味なし)
taro :: 2008/03/30 07:15 AM

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