フクロウハウス

沖縄県・八重山・石垣島の隠れ家的な素泊まりの民宿です

薬屋のおばさん 2

ふくろうハウスにやってきた赤坂チャンプルズとの出会いを思う時、台湾のおばさんのことが思いだされる。
台北の薬屋のおばさんの所には、口コミで大勢の日本人旅行者がやってくる。
そう、おばさんの所は貧乏旅行者のたまり場だった。
おばさんの世話好きが高じて、怪しい旅人たちがどんどん集まってくる。
ずうずうしい奴など、あの狭い薬屋の押し入れに寝泊まりして居候を決め込む始末。
おばさんの薬屋は、そんな出会いのある場所だった・・・
ふくろうハウスはそんなに甘くはない。
宿代もしっかり取るし、おばさんほどおせっかいでもない。
しかし、怪しい旅人たちにはきてほしい。
チャンプルズのような変わり者が・・・
いや!島ぐぁーおじさんとふくろうおじさんが一番の変わり者か!
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2008.05.11 Sunday :: comments (0) :: trackbacks (0)

崎枝部落VS港町部落演芸会

ゴールデンウィークの最終日、ふくろうハウス別館にてひっそり演芸会が催しされた。
今回の崎枝興業の相手は東京の赤坂チャンプルズ。
ただいま赤丸上昇中の新進プロダクション。
民謡あり、島唄あり、替え歌あり、アニメソングあり、そして私的漫才あり・・・


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みんなで歌い、踊り、笑い声の絶えない演芸会だった。
赤坂チャンプルズは今回が初めての参加、崎枝興業の笑いの実力を思い知ったことだろう。
なにせ崎枝興業には秘密兵器の島ぐぁーおじさんがいたからね。
しかし、デービットの石ころソングとあしたのジョーもよかった!
島ぐぁーおじさんがいなけりゃどうなっていたやら・・・
田舎プロダクションとなめたらいかんぜよ!
それはともかく、おもしろい時間をありがとう。
またの演芸会を楽しみにしています。


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ふくろうハウスの看板彫り、ご苦労様でした。
女将さんもこれから本気で看板彫りをやる気になったら、チャンプルズのみんなのおかげです。
崎枝便り -
2008.05.07 Wednesday :: comments (5) :: trackbacks (0)

けいゆうオジイとシロの浜 2

鹿川へ発つ日の朝、キャンプ地のウダラ浜でちょっとしたハプニングがあった。
ジャングルの中からシロの遠吠えがしたと思ったら、だんだんその声が浜に近づいてきた。
犬のシロはイノシシの子供を山の中から追い立ててきたのだ。
おじさんはそのうりんぼう(イノシシの子供)を捕まえて、子供たちとワィワィガャガャ記念撮影。
ちびっこ探険隊は動物園気分で大喜び。
けいゆうオジイは、今晩のメニューのシシ鍋料理に内心大喜び。
「オジイ!小さいから逃がすか?」
おじさんはけいゆうオジイの反応をうかがいながら聞いた。
「逃がしてやれ!」
オジイは子供たちの視線を感じながらすてばちにいった。
うりんぼうは親の待つジャングルへ一目散に逃げていった。
子供たちは一斉に笑顔。
オジイの喉が鳴った・・・

オジイの何ともいえない顔が目に浮かぶ。
あの日から45日後に逝った恵勇オジイを思う時、オジイからシシ鍋を奪ったあの日が悔やまれる・・・
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.05.05 Monday :: comments (2) :: trackbacks (0)

島の職人さん 2

昨年の10月から今年の2月まで、スズメの涙のような小遣いから少しずつ貯めた金で8年振りに財布を買った。
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買ったというより、6か月前にオーダーした財布がやっとできた。
いや、やっと作ってくれた。
島の職人さんは何かと忙しい。
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手作業の傍ら,接客もしなければならない。
この接客が問題なのだ。
本物の客に交じって暇つぶしの客がやたら多いのだクエロは・・・
それが島の職人さんの仕事を遅らせる原因になっている。
誰だそいつらは!
ふくろうおじさん、ふくろう女将、マコト、イシイしぇーねん、エトセトラ・・・
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さて心配事がひとつある。
この世でたったひとつの財布がいつまで無くさずに持っていられるか。
物を無くす名人andパンチドラッカーとボケの三重苦。
今年か来年か、神のみぞ知る・・・
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.05.02 Friday :: comments (0) :: trackbacks (0)

思い出作り

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少し前になるけど、去年 風来旅〜ハウスをご利用いただいたHファミリーのお友達3家族が、3月の末から2週間滞在された。
4歳の女の子3名、2歳の女の子が1名。風来旅〜ハウスから可愛い声がキヤッ キヤッと聞こえる。皆 とても素直で目がキラキラ輝いている。
貝拾いをしたり、織物をしたり、近所の子たちと遊んだり、思い出がいっぱい出来たと思う。また、機会があれば、遊びに来てくださいませね。
(私もお酒は好きなほうだけど、皆様の飲みっぷりには脱帽です)
ゲスト -
2008.04.12 Saturday :: comments (2) :: trackbacks (0)

前略 高橋ヒロシ様

九頭神竜男(不良界最強の男)が坊屋春道(漫画クローズの主人公でありながら、女好きのお調子者)に敗れ、萬侍帝国(日本最大の暴走族)や九頭神虎男(萬侍帝国のリーダーにして竜男の兄)が春道とどう絡んでくるか楽しみにしていた。
何年後だろうが名前を出した男は必ず描く、それがこの作者の頑固な信念だった。(結局、九頭神虎男はクローズには登場しなかった。)
そんな頑固なこだわりがクローズが有名になるにしたがってなくなっていった。
いま思えばパルコ&デンジャラーズがクローズの実質的な終わりだったのかもしれない。
絵を怠って言葉で物語を進める裏技など作者のこだわりの中にはなかったはずだ。
クローズ初期の絵はへたくそだった。
しかし、登場人物の男たちはみんな熱かった。
ストーリーも人情味にあふれ、勢いがあった。
絵のうまさ、レイアウト、テンポの速さ、今のクローズはどれをとってもずば抜けている。
しかし何かがかけているような気がする。
あしたのジョーの次にハマったクローズ、型にはまらない天の邪鬼的ストーリーを最後まで続けてほしかった。
最終回は作者の人の良さがでた登場人物のその後のエピソード。
真っ白く燃え尽きたジョーと違うラスト、それはそれでいいのかもしれない。
願わくば次回作の完結は余韻が残る壮絶なラストであってほしい。

南大東島行きの船室の中で転がっていた月刊マンガ。
クローズと出会ったこの日から、発売日を待ち焦がれて元気にやってこられた。
オレたちが忘れかけたアスファルトに覆われた石ころだらけの懐かしい道を、春道たちが歩いて思い出させてくれた。
坊屋春道&御一党様、ケンカ三昧に明け暮れた8年間ご苦労様でした。
そしてありがとう。
クローズを超えるすごい作品を期待しています。

(クローズの熱烈ファンであるふくろうおじさんがその昔、作者の高橋ヒロシ氏に出したファンレターの一部である。マンガに興味のない読者のみな様、誠に私的なブログでもうしわけない!)
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.04.10 Thursday :: comments (2) :: trackbacks (0)

入学式

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最高気温が28.4度まで上がった昨日、小学生5名、中学生1名の崎枝小中学校の入学式がおこなわれた。
全校生徒14名中の6名が新入生だから、いかに在校生が少ないかがわかる。
1970年頃の生徒数は100名。そのうち小学生が63名。
38年前からが比べるとその生徒数の激減がよくわかる。

今年の新入学児童の多くは小さい頃から知っている友人の子供たち。
元気にのびのびと崎枝小中学校で遊びながら学んでほしい。
そして入学おめでとう!
入学児童父兄代表で檀上に立ったムーミンパパも、バシッと代表挨拶の言葉を決めたとのこと。(本当かいな!)
三頭のゾウのはなし。
見る象、言う象、聞く象。
はて、どこかで聞いたような・・・?
見猿、言わ猿、聞か猿のパクリではないか!
まずはめでたし、めでたし・・・
崎枝便り -
2008.04.09 Wednesday :: comments (6) :: trackbacks (0)

N.Y.エピソード 4

珍しくディレクターが若い女の子を連れてやってきた。
聞けばディレクターの妹と仲間たち。
妹のスーはダンサーを目指して頑張っているらしい。(スーの名前だけはいまだに忘れず覚えている)
ほろ酔い気分で盛り上がるのはいいが、3人のわがまま勝手な注文にオレは振り回されている。
ディレクターがハラハラしながらオレたちのやりとりを見つめている。
いつもの気難しさがなく、逆にオレのことを気遣ってくれたようだ。
その後も、ディレクターはスーを連れてやってくる。
わがままな態度はいっこうになおらない・・・

朝早くオレはレストランの店先を掃除していた。
偶然、向いの歩道を歩いているスーをみつけた。
ジャケットに手を入れ寂しそうに歩いていた。
「スー!!」
道路越しにオレがさけんだ。
スーが驚いて振り向いた。
オレはほうき片手に手をあげた。
スーも飛び上がって手をふってくれた。
スーの意外な一面をみてうれしくなった。
今日はいい日になりそうだ。
店にやってくるスーの態度がこの日から変わった。
オレに対して少しは気を遣ってくれるようになった。
オレはますます調子こいて、この兄妹にビールをサービスをするのである。
そしてN.Y.を出る頃には、親しく冗談を言える間柄になっていた。

ニューヨーカーって本当に気難しいのかよくわからない。
接し方次第で思いやりが生まれ、違った世界がひろがる。
ニューヨーカーはぬくもりに飢えているのだろう。
オレはチップに飢えていた・・・
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.03.29 Saturday :: comments (2) :: trackbacks (0)

N.Y.エピソード 4

アメリカ人が気難しいのか、ニューヨーカーが気難しいのか、オレにはよくわからない。
オレが働いていたレストランの常連客は気難しい奴らばかりだった。
その気難しい客の中でも筆頭に位置する男がいた。
某テレビ局のディレクターで名前をなんと言ったか・・・もう忘れた。
スープから始まって、サラダ、メーンディシュ、デザート、最後に小瓶のビールをだすのが定番だった。
この一連のタイミングと時間間隔にやたら神経をつかう。
みんなが敬遠するので、いつのまにかオレが係りになってしまった。
このディレクター、いつも難しい顔でゆっくりと時間をかけて食事する。
ここでの食事がこの人の安らぎなのかもしれない。
いつだったか、メーンディシュが遅れてディレクターを怒らせたことがある。
お詫びにオレからだといってビールをサービスした。
「気にするな!」
といってディレクターが初めて笑った。
この日を境に、この人の気難しさが気にならなくなった・・・
                            次回
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.03.26 Wednesday :: comments (0) :: trackbacks (0)

アラスカ.マッキンリー 2

「N.Y.の東京銀行に電話をかけてくれ。この定期証書が本物だとわかる」
「・・・・・」
「オレはクライマー、夏にマッキンリーに登るので6か月の滞在期間が必要だ」
「・・・・・」
イミグレ官はオレの話など聞いちゃいない。
ただ疑いの眼差しで見ているだけ。
重い雰囲気の中、隣のイミグレ官が自分の取り調べを終えてやってきた。
「俺も昨年の夏、マッキンリーに登ったよ。話を聞こうか・・・」
背の大きなイミグレ官は、無愛想なイミグレ官に俺が取り調べるという仕草をした。
オレたちの担当が代わった。
人の良さそうなイミグレ官はオレの話を黙って聞いたあと、6か月の滞在期間をくれた。
そして「頑張れよ」といって握手まで求めてきた。
さすがのオレも出す手が鈍った。
こんな人のいいイミグレ官をだますのはつらいものがあった。
ちなみに、口から出まかせの軽い男に付き合い、イミグレ官に取り調べられた相棒はふくろうハウスの女将である。

ワンダーレイクにやってきて3日目、雲の切れ間からマッキンリーが顔をだした。
初日、2日目と雲に隠れて拝むことができなかった北米最高峰がやっと姿をあらわした。
キャンプ場から一斉に歓声があがった。
標高6194m、天上を貫くようにそびえたっていた。
なぜマッキンリー・パークにやってきた。
べつに北米最高峰が見たかったわけではない。
あの人のいいイミグレ官が登頂した山をこの眼でみたかった。
それが騙されてくれたあの人への義理だろう。
口から出まかせの男が本気になっても、嘘の話の中でも、この雄大な山を登ることはできない。
あのイミグレ官はカッコよかったね。
オレの嘘を本当は見抜いていたんだろう。
ワンダーレイクにきてわかった。
マッキンリーのフレーズはオレには高くて重すぎる・・・
ふくろうオジサンの独り言 -
2008.03.23 Sunday :: comments (0) :: trackbacks (0)